ジャイアントホビー社から発売中のボードゲーム「DORASURE(ドラスレ)」の「非公式」攻略支援用wikiです。


防衛フェイズ(帝都決戦オクタヴィア)

基本ルール

防衛フェイズの進行

0.特殊能力などによる処理がある場合は、その処理を行う。

1.【移動】の個数のダイスを振る。

2.ダイスで6が出たら「ドラゴンゲージ」を上昇させる。

3.「ドラゴンゲージ」で「レイドマーク」を通過したら『ドラゴンレイド』が発生し、その処理を行う。
 また、「クエストマーク」を通過したら、『クエストの再配置』を行う。

4.振ったダイスの出目を消費して移動を行う。

5.移動が終了したら、アクションを行う。


テキストの解釈
各キャラクターが持つ能力やクエストについて、以下の内容を適用する。

・「隣接するマスのキャラクター」に対する行動は「同じエリアのキャラクター」に対して行動可能。

・クエストの『挑戦』による効果は『討伐』によっても発生。

・クエストの達成による効果は、討伐の成功によっても発生。


ドラゴンゲージ
対象ゲージ数
01234567891011121314
ドラゴン
[凡例]
◆…何もなし ◇…ドラゴンレイド発生
☆…クエストマーク
◎…決戦フェイズ移行、レギオンランページが3回発生
※ゲージ数0はスタート地点。


ドラゴンレイド
「レイドマーク」を通過したら『ドラゴンレイド』(八竜将の襲撃)が発生する。

以下の流れで処理を行う。
なお、既に配置されている「ドラゴンタイル」があれば、エリア番号の小さい順に「アクション時」の効果が発生する。

「ドラゴンタイル」を山札から1枚公開し、タイルで指定されたエリアに配置する。
1つのエリアには1枚しか配置できず、また「全壊」のエリアには配置できない。

配置できない場合は、時計回りで隣のエリアに配置する。

配置したら「襲撃時」の効果が発生する。
この時、「襲撃エリア」の記載は配置されたエリアを指す。


エリアの破壊
ドラゴンやクエストの効果によってエリアが『破壊』された場合、
そのエリアに「壊滅マーカー」を配置する。
『破壊』が1回目であれば「半壊」を、2回目以降は「全壊」を上側にして配置する。

クエストが配置されたエリアに「半壊」の「壊滅マーカー」を置く場合は、クエストの横にわかるように置く。

破壊の状況により、以下のペナルティがある。

半壊
・該当エリアへの移動に必要な出目が4以上となる。
・森タイルがある場合は、出目5以上となる。

全壊
・該当エリアへの移動に必要な出目が5以上となり、『討伐』以外のアクションが不可となる。
・クエストを達成していないのエリアの場合、永続的にクエストが達成できず報酬が獲得できない。
・すべてのレベル1の「八星クエストタイル」達成によるクエストの再配置が行えない。


クエストの再配置
以下のいずれかのタイミングで『クエストの再配置』が発生する。
・「ドラゴンゲージ」が「クエストマーク」を通過したとき。
・セットアップで配置されたレベル1の「八星クエストタイル」がすべて達成されたとき。
(「全壊」のエリアに未達成のクエストがある時は、この条件を満たすことができない。)

『クエストの再配置』が発生した場合、レベル2の八星クエストタイルを公開し、
タイルで指定されているエリアに八星クエストタイルは表向きで、八星報酬タイルは裏向きで配置する。

すでにタイルがセットされており、3つ目以降のタイルを置く場合、
先に置かれている八星クエストタイルの上に、新しい八星クエストタイルを表向きで重ね、
先に置かれている八星報酬タイルの下に、新しい八星報酬タイルを裏向きで重ねる。

プレイヤー人数に応じて以下の数のセットを配置する。
・5人以下…3セット
・6人以上…5セット

先に配置されていたクエストに達成マーカーがある場合はすべて取り除く。

『クエストの再配置』は「全壊」しているエリアにも行う。
(該当のエリアは永続的にクエストが達成できない。)


移動
移動のダイスは全て消費する必要はない。ただし、移動したくない場合もダイスは必ず振る。

移動に必要な出目はエリアの状況によって異なる。

移動に必要な出目
エリア出目
以下以外のエリア3以上
「半壊」のエリア4以上
「全壊」のエリア5以上
「森タイル」が置かれたエリア5以上

「帝城」は「8.黒虹」「4.考古学会」のみと隣接しているとみなす。

移動の際に、複数のキャラクターが同一マスで移動を終えることができる。


アクション
各マスでは、一部のマスを除きアクションを必ず行う。

行うことができるアクション
エリアアクション
「帝城」以外の「ドラゴンタイル」が配置されていないエリア『冒険』
「帝城」『休息』
裏向きの「八星クエストタイル」が置かれたエリア『調査』
表向きの「八星クエストタイル」が置かれたエリア『挑戦』
「ドラゴンタイル」が配置されているエリア『討伐』

「全壊」しているエリアでは、『討伐』以外のアクションは行えない。
 

冒険
【冒険】の能力値で『ピークロール』を行い、
成功数に応じた「冒険表」の結果に従う。

キャラクターシートの【冒険】の能力値の内、
森タイルが置かれていないエリアで『冒険』を行う際は左側の値を
森タイルが置かれているエリアで『冒険』を行う際は右側の値を使う。

冒険表
成功数効果
-1以下1ダメージ受ける。
0何もなし。
+11XP得る。1ダメージ受ける。
+2以上1XP得る。


休息
ライフを3点回復する。


調査
「八星クエストタイル」を表にし、内容を明かす。すぐに『挑戦』はできない。

以下も『調査』と同義とみなす。
ジェスターの密偵


挑戦
「八星クエストタイル」に記された能力値で『ピークロール』を行い、成功数が難易度以上であればクエスト達成。

達成したら、「八星クエストタイル」を取り除き、『挑戦』したキャラクターは2XPを得る。
 (他者の『協力』により達成した場合は1XPを得る。)

「八星クエストタイル」の下の「八星報酬タイル」を明かし、そのタイルの効果を獲得する。
「八星報酬タイル」の効果は『挑戦』に参加していないキャラクターも含め、全員が獲得できる。
 
達成できなかった場合は『挑戦』失敗となり、
成功数により処理を行う。

成功数がプラスであれば、その数の「達成マーカー」を「八星クエストタイル」の上に置く。
次回以降、その数だけクエストの難易度が下がる。

成功数がマイナスであれば、その数だけ「八星クエストタイル」上の「達成マーカー」を取り除く。
(最低0個)

八星クエストタイルが重ねて置かれている場合、
置かれた全てのクエストを達成すると、下に置かれている全ての報酬を獲得できる。


挑戦への協力
『挑戦』する際、同じエリアのキャラクターも『協力』して『挑戦』に参加することができる。
隣接エリアにいるキャラクターは『協力』できない。

『協力』するかどうかは『協力』する側のキャラクターが決める。

『挑戦』に参加するキャラクター全員で『ピークロール』を行い、成功数を合計する。
マイナスの成功数も合算する。

『協力』してクエストを達成した場合、参加したすべてのキャラクターが1XPずつ得る。
このとき『挑戦』を宣言したキャラクターも2XPは得られない。

「八星クエストタイル」に書かれている効果は、『挑戦』に参加したキャラクター全員が受ける。


討伐
ドラゴンタイルの「討伐時」に特に指定がない場合は
【戦闘】でピークロールを行い、「討伐表」の結果を参照する。

ドラゴンにダメージを与えたらダメージトークンをドラゴンタイルの上に置き、
ライフ以上のダメージを与えたらドラゴンを倒し、ドラゴンタイルを取り除くことができる。

ドラゴンを倒すと、2XPを得ることができる。

討伐表
成功数効果
0以下2ダメージ受ける。
+11ダメージ受ける。
+2ドラゴンに1ダメージ与え、1ダメージ受ける。
+3以上ドラゴンに【成功数-2】のダメージを与える。


討伐への協力
『討伐』する際も同じエリアのキャラクターが『協力』して『討伐』に参加することができる。
隣接エリアにいるキャラクターは『協力』できない。

『協力』するかどうかは『協力』する側のキャラクターが決める。

『挑戦』の際とは異なり、個別に【戦闘】(もしくは、ドラゴンタイル指定の能力値)の数で『ピークロール』を行い、成功数は加算せず、それぞれのキャラクターが「討伐表」の結果を参照する。

『協力』してドラゴンを倒した場合、『協力』した全員が1XPずつ得る。
このとき『討伐』を宣言したキャラクターも2XPは得られない。


防衛フェイズでの敗北条件
キャラクターがダメージを受けるとライフが減少し、ライフが0になるとそのキャラクターは死亡する。

冒険者が一人でも死亡し、その後行う『奇跡の復活』にも失敗するとプレイヤー全員が敗北。
もしくは、全てのエリアが「全壊」となると敗北。


奇跡の復活
『防衛フェイズ』中になんらかの理由でキャラクターが死亡した場合、『奇跡の復活』を試みることができる。

死亡したキャラクターを含む全員がダイスを1個ずつ振り、1つでも6が出れば死亡したキャラクターは復活する。

復活したキャラクターはライフを初期値まで回復し「帝城」へ移動する。

復活に成功した場合、ただちに全キャラクターのリソースを0まで減らす。

同時に複数のキャラクターが死亡した場合、1回の『奇跡の復活』で、全員が復活できる。


決戦フェイズへの移行
全ての「八星報酬タイル」を明らかにするか、「ドラゴンゲージ」がランページ(上限)まで到達すると、「決戦フェイズ」に移行する。

移動時に6の目が3つ以上出て「ドラゴンレイド」と決戦フェイズ移行が同時に発生した場合、まず「ドラゴンレイド」を処理して「決戦フェイズ」に移行する。

追加ルール

ソロプレイ (拡張版 グランドマスター)
使用可能。
詳細は、冒険フェイズを参照。


強大なドラゴン (拡張版 SS)
使用不可。


異境 (拡張版 ファング)
使用不可。


魔竜の守護者 (拡張版 魔竜の守護者)
使用不可。


旅のオトモ (拡張版 小さな大冒険)
使用可能。
詳細は冒険フェイズを参照。


遺跡と遺産 (拡張版 ヘリテージ)
使用不可。


若きドラゴン (ワールドブック)
構成上、使用不可か。


旅の仲間 (冒険酒場、ワールドブック)
構成上、使用可能か。
冒険フェイズを参照。


おまけソロプレイ (拡張版 帝都決戦オクタヴィア)
帝都決戦オクタヴィアをグランドマスター、「旅のオトモ」以外でソロプレイする場合、
キャラクターの人数を参照する「ドラゴンタイル」の配置は8面ダイスを使用してランダムに配置する。

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