ジャイアントホビー社から発売中のボードゲーム「DORASURE(ドラスレ)」の「非公式」攻略支援用wikiです。



世界設定

国家・都市・施設

帝国
人類の知りうる世界において、最大の版図を持つ国家。

正式な国名もあるが、あまりに長くまた不必要であるため
「魔術師と官僚しか憶えていない」と噂されている。

皇帝の下、大教会、参謀省、考古学会などの
8つの政治機関によって治められている。

かつては帝国軍を率いて五方の敵国と戦争を繰り返していたが、
ここ80年ほどは戦争は起こっておらず、
現在の皇帝は「泰平帝」の号で称えられている。


帝都オクタヴィア
帝国の政治的中心である都市。一般には「帝都」とのみ呼ばれる。

人口は約100万人。
皇帝の居城を中心にして八方に8つの政治機関が本拠を構え、八芒の都の異名を持つ。
帝国のあらゆる情報の集積地にして、あらゆる文化の発祥地。


ハヴィニア・シティ
帝国北東部に位置する、モンターニャ伯爵領第二の都市。

人口は約1万人。主要産業は林業と鉄鋼業。
特にハヴィニア特産の鉄はハヴィニア鋼と称され、
加工性と堅牢性を持つことから鎧鍛冶の評判が高い。

気候は比較的寒冷で、農作物は隣接都市からの輸入に頼っている。
ドラゴンの出現により食料の輸入や林業に支障が出ており、
直接的な被害以上に経済的には苦境に陥っている。


ベルク村
ハヴィニア・シティの北西に位置する村。
ドラゴンの標的になって炎上することがある。


フォディーナ村
ハヴィニア・シティの北東に位置する村。
ドラゴンに襲われることはないが、
ダスクブレードが立ち寄ることがある。


ジェメオス・シティ
帝国南東部に位置する、ジェミ男爵第一(唯一)の都市。

人口は約5000人。主要産業は漁業と観光業。
「帝国で最も食べられる魚」として知られるヤマダの漁場が近く、
漁期には多くの出稼ぎ漁師が訪れる。

潮流によってつくられた海上孤島も有名だったが、
現在では双子竜の棲拠となってしまっている。


ミストル村
ジェメオス・シティの北西に位置する村。
黒竜の標的になって炎上することがある。


ペスカト村
ジェメオス・シティの北東に位置する村。
双子竜の標的になって炎上することがあり、
ダスクブレードが立ち寄ることもある。


帝国の海上交通
帝国近海は風波が穏やかで、海上交通が発達している。
帝都を筆頭とした沿岸諸都市は定期連絡船で結ばれており、
人物の移動が盛んにおこなわれている。
小さな入江などに自作の船着場を築き、
小舟での連絡を生業にしているものも多い。
帝国法では禁じられているが、
あまりに多数かつ小規模なため黙認されており、
闇船頭と呼ばれ親しまれている。


地下迷宮
帝国各地の地下には無数の遺跡、迷宮が存在している。
その多くは帝国成立以前のいわゆる古代文明を残したものである。
古代文明では魔法とは異なる技術が発達しており、
その遺産を求めて多くの冒険者が遺跡を盗掘している。


冒険酒場
非常に多くの冒険者を擁する帝国特有の商業施設。
冒険者への以来の仲介を主として、宿泊や生活補助、
各種冒険道具の販売など多様な業務を執り行う。
業態は非常に多彩で、
「自分に向いた酒場を見つけることが冒険者の最初の冒険」
とも言われるほど。
歴史的経緯から「酒場」と称されるが、酒類の提供は本業ではなく、
酒を一切出さない酒場も一定数存在する。

組織

帝国の軍事体制
かつての帝国は世界最強の帝国軍を擁してきたが、
十年前の万軍解放令により帝国軍は解体された。
これにより帝国経済は大きく発展し、
現在の繁栄の源となったと考えられている。
その一方、貴族たちが独自に群を組織している事で
貴族間紛争は激化の一途を辿っている。


帝都八星
帝国を事実上統治するとも言われる8つの政治機関の総称。
帝国騎士団、青き円卓、都市魔術大学、大教会、
参謀省、考古学会、帝都防衛隊、黒虹の8機関。
帝都の八方に本拠を構え、八つを合わせた影響力は
皇帝すら凌ぐとも言われる。


帝国騎士団
帝国に忠誠を誓う騎士たちから成る修道会。
帝都八星筆頭とされる。
騎士は定刻より直轄地を預かる領主で、
所領の守護と繁栄を任とされている。
その全員が武術と魔術に長けた戦士であり、
戦闘能力を基準に厳密に序列化されている。


帝国貴族(青き円卓)
帝国版図の7割を占める貴族領を
分割統治する領主たち。
帝都を始めとした重要都市は皇帝直轄となっており、
貴族領は比較的地方に多く配置されている。
貴族間での領土、住民に関する紛争は数多く、
分家、断絶、侵略、割譲による領界の更新は日常茶飯事。
貴族間紛争には帝国不干渉であるため、
貴族たちの連合機関「青き円卓」が紛争調停を行っている。


都市魔術大学
帝国最大の教育機関であるとともに
魔法使いたちの政治結社でもある。
「危険な術」である魔術が帝国で認められ、
「有用な技術」として理解を得ている背景は
彼らの尽力によるところが大きい。

その名に反して魔術とは無関係な
一般教育を行う教室も開講しており、
帝都の文化レベル向上に大きな影響を与えている。
魔術教育課程は学年生だが、一人前の魔術師に必応な
魔法技術や教養を納めなければ卒業はできず、
最高学年で退学する者も多い。
卒業者は全員が魔術大学の所属となり、
何らかの研究や教育に従事することとなる。


大教会
帝国唯一の主要宗教である「御光」の総本山。
帝都南東に大聖堂を有する。
第一位の法王を頂点とする独自の階級制度によって
高度に組織化されている。
独自の軍事力として聖騎士団を、
物流網として修道会を持ち、
帝国政治にも相当の影響力を有している。


参謀省
帝国を影から支配すると噂される帝国八星の一。
帝国軍解体後、一人の参謀長によって
(夥しい血と謀略の上に)設立された。
諜報と謀略を得意とし、帝国が周辺各国と渡り合えるのは、
参謀省あってこそである。
多数の密偵・間諜を擁しており、本部には
世界の裏側のことまで一夜で伝えられるとか。


考古学会
帝都八星のひとつにして、帝国の全遺跡を管理する団体が考古学会である。
帝国において公然と古代文明を研究可能な唯一な団体であり、
高い技術力と調査力を併せ持つ、遺跡調査団を編成している。

一般の、陰気で平和な学者集団というイメージ通り、
あまり好戦的な組織ではなく、遺跡に関する権益が侵されない限りは
他組織と事を構えることは無い。

ただし実際には、先鋭的な思想の研究者も少なからず所属しており、
古代文明の再現と称した危険かつ非道な人体実験が執り行われることもある。



帝都防衛隊
帝都オクタヴィアの軍事的・経済的安定を担う軍事組織。
現在では帝国唯一の軍事組織であり、その軍事力を背景に
帝都八星の一つに数えられる。
危険予防と称してしばしば帝国各地へ兵を派遣するため、
貴族たちとの衝突も多い。


黒虹
巨大な帝国における数多の産業は職能組織であるギルドが支配している。
都市単位、職能単位で存在する無数のギルドを束ねる組織が黒虹である。
組織の全容は不明瞭ながら、その規模が八星最大なのは疑いの余地はない。

帝国全土の産業と流通を把握して日々効率化を図り、
各種物資の生産性を向上させることで、
帝国の発展に大きく寄与している組織でもある。
他方、利益と利潤のためには手段を択ばない傾向にあり、
騎士団や大教会とは方針を巡って対立することが多い。

竜の一族
帝国の周辺には、ドラゴンを神として信仰する人間が散在している。
彼らの多くには家族単位で信仰を秘し、
他の人間たちと同様の生活を送っている。

過去のドラゴン襲来時には、ドラゴンの討伐隊に対して
竜の一族が敵対した記録が残っている。
そのルーツについて明らかなことは少ないが、
一族がドラゴンの血を引くと伝えられている例が多い。


研究機関ユグドラシル
演題の科学では説明のつかない特殊な技術の研究・開発を行う組織。
遺跡から発掘されたオーパーツを技術の基礎としているが、
古代技術を発展させた独自の技術開発が可能な世界唯一の組織である。
帝国を含むいかなる国家にも所属しない。


酒場連盟
帝都の冒険酒場の主人によって構成される「冒険酒場のギルド」
冒険者や依頼者の仲介、装備や食材の融通などが行われるが、
実際にはそれを名目に酒盛りをしている場合が多い。

職業

剣闘士
帝都の剣闘場での戦闘を職業とする職業戦士。
一般には残酷な戦闘のイメージが強いが
実際にはルールの整備された競技大会である。
とはいえ魔物との戦闘実演などの競技中の事故例は多く、
危険な職業には違いない。
出場報酬は安いが上位戦士にはパトロンが着くことが多く、
優勝経験者ともなれば一財を築けていることが多い。


ハンター
荒事や面倒事を引き受ける何でも屋『冒険者』の中でも、
特に魔物狩りを得意とするものの呼称。
文脈により敬称でもあり蔑称でもある。
魔物の生態や特殊能力に詳しい者が多い。
使用する武器はさまざまだが、
弓や槍のような超射程の武器を好む傾向が強い。

道具

魔獣
魔力を詰めた弾丸を高速で打ち出して攻撃する武装。
通常は弾丸自体でダメージを与えるが、
弾丸に魔術を詰めることで
特殊な効果を発生させることもできる。
弾丸は帝都魔術大学が独占して販売しており、
安価かつ安定して供給されている。
近年開発された連装式が人気で、主流は五連装品。


依頼書
冒険者に事件の解決を依頼する専用書式。
酒場連盟によって厳密な書式が指定されているが、
実際には仲介する冒険酒場が勝手にデザインしている。
依頼者は公開が原則だが、依頼報酬を事前に
預けておけば匿名で依頼を出すことも可能。

魔物

ドラゴン
原初の獣、究極の魔物とも称される強大なモンスター。
その伝承や風説に反して個体数は非常に少なく、
帝国史に登場するのは僅か4度のみである。

外観は爬虫類に似るが形態的特徴は他種と大きく異なっており、
太古に魔術により創造されたという説が有力。
成体の全長は10m前後、四脚に加えて皮膜翼を持ち、
高速で飛翔することができる。

魔力を呼気に含ませて破壊をもたらす「ブレス」を吐き出すことができ、
ブレスの種別は個体によって大きく異なる。
鱗、骨、内臓など全身くまなく濃密な魔力で満ちており、
魔術材料として高価で取引されている。


ドラゴンの眠り
ドラゴンの生活環境は謎に包まれているが、
彼らが長期間の休眠を取ることは広く伝えられている。
その期間は十年から数百年におよび、
ドラゴンの存在が失伝したころに再び出現したと
思われる伝承も数多い。
休眠状態のドラゴンの目撃事例は記録にはなく、
どのような眠りであるのかは全く知られていない。


ゴブリン
山間部に住む小型の魔物(亜人種に分類する学者もいる)。

身長は1m前後で、100個体前後の集落を作って生息している。
人類とは生存領域を巡って敵対関係にあるが、
主戦場が山林部になるため帝国軍も有効な対策ができていない。

一部の個体とは言語による意思疎通が可能であり、
深山の貴重な鉱石を取引した、という類の伝承もある。


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